2011年9月14日水曜日

景勝探訪の会 護国寺・鳩山会館編

2011年9月3日 護国寺・鳩山会館編
幹事・報告・信川忠道

台風12号が発生し、当初は東京上空を通過して、9月3日には北に離れていると予報され、安心かなと思っていましたが、すぐ後には9月3日当日は東京上空にやってくるとの予報で困ったと思いましたが、その後、台風の進路は次第に西の方に移動し、9月3日は傘を持参しましたが、雨は降りませんでした。

私たち参加者は、雨降りに遭遇しなくて良かったのですが、台風12号はその後四国に上陸し、瀬戸内海を越えて、岡山に再上陸しました。この度の台風は範囲が広く、そのため、東の方、和歌山県、奈良県、三重県等の紀伊半島には大量の降雨があり、河川の氾濫のみならず、山の森林の崩壊、したがって道路の遮断が多くの地点で発生し、9月6日までに行方不明者・死者は100名を越える被害となっています。

私は景勝探訪の会の世話役として、9月3日には降雨に遭わなくてよかったと喜びましたが、心情はちょっと複雑です。単純に喜べないなと思っています。

最初の訪問先、護国寺は参拝客はほとんどいなくて静か、気持ちの落ち着く所でした。

次に行った所は鳩山会館でした。鳩山和夫衆議院議長、鳩山一郎内閣総理大臣、鳩山威一郎外務大臣と続く系譜において、洋館を建てたのは一郎さんで、関東大震災の翌年大正13年に建立されました。お部屋に入ると、鳩山一郎首相、威一郎外相の遺品を見ることができました。

鳩山会館見学を終えて、次ぎに江戸川沿いを歩いて、椿山荘の下の門から椿山荘に入場し、椿山荘の緑の木々豊かな庭園を歩いて、上の正門玄関を出て、和敬塾に向かいました。

和敬塾では細川侯爵邸だった和敬塾本館内部を案内していただき、その後、応接間で特別食の昼食をいただきました。

私たちは学生時代の4年間過ごしたのですが、本館内部を説明していただくと貴重な経験をさせていただいたとの気持ちになりました。

景勝探訪の会としては二回目ですが、和敬塾の特別食は美味しかったとの思いを抱いて、食事を終えさせていただきました。